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『家族にとって大切なのは』 里母YM
20年前、私は女の子を出産し、母親になりました。初めて抱っこした赤
ちゃんは、とても小さくて、壊れそうで、大切に育てなきゃと思いました
が、自分の子どもなんだ~という実感は、あまりわきませんでした。
おっぱいをあげ、おむつを替え、抱っこして語りかけ、そういう毎日を
過ごしていくうちに、だんだん、だんだん赤ちゃんが愛しくなっていきま
した。
その時、私は思いました。親子にとって、血のつながりは関係ないな~
と。親子にとって大切なのは、一緒に過ごす時間なんだということを!
昨年の夏、4 才の男の子、S 君に出会いました。我が家の4 人
目の子どもとなったS君は、時折はげしい部分もあるのですが、家族みん
なに可愛がられ成長しています。S 君との毎日は、笑いの絶えないとても
かけがえのない日々です。
20年前、赤ちゃんだった娘は、S君のおかげで、「子どもって可愛いね。
自分も結婚して、子どもが欲しくなった」というようになってくれました。
そして、今、私はまた、同じことを強く感じています。家族にとって大
切なのは、血のつながりではない。一緒に過ごす、だということを。
S君は今、私たちにとってとても大切な家族です